FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

☆すれ違いの愛、映画『ひまわり』&『シェルブールの雨傘』

もう一週間雨が降り続いています。さすがにお日様が恋しくなります。
第三回 新・午前十時の映画祭で『ひまわり』と『シェルブールの雨傘』を観ました。
両作品とも、まだ恋だの愛だのよくわからない十代の初めに観た映画です。


☆『ひまわり』 (1970年・伊) 5/23観賞

監督: ヴィットリオ・デ・シーカ
主演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サべーリエワ


なぜか、めずらしく母が誘ってくれて一緒に見に行った記憶があります。
ひまわりの花が好きな母だったので、たぶん題名に惹かれたのではと思います。
一人で映画館に入ったことなどなく、世の中のこともろくに知らない田舎の少女でした。
映画好きになったきっかけの映画だったような気がします。
ストーリーより、ただただ画面いっぱいに揺れるひまわりと、雪原の中を息絶え絶えに
歩く兵士たちの姿に圧倒されました。

何十年ぶりかでのスクリーンでの再会でした。
ヘンリー・マンシーニの物悲しいメロディと、どこまでも続くひまわり畑のシーンで
始まります。ちょっと下向きの何万本もの大輪のひまわりがもの悲しげに風に揺れます。
このひまわりの下にはどれだけの人々が眠っているのでしょうか。映画が作られた
1970年はまだソ連の時代。このひまわり畑は、現ウクライナで撮影されたそうです。

戦争で引き裂かれた夫婦をソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが演じ
ます。ソフィア・ローレンの目の表情が素晴らしいですね。切なさ、苦しさ、そして
あきらめ…。セリフがなくても目がすべてを物語っていました。リュドミラ・サべーリ
エワの憂いを帯びた瞳もとても印象的でした。
別れのシーン、帰ってこない夫を探すシーン。駅は出会いと別れの場所ですね。
お手本のようにきれいに仕上がった悲恋の物語、そして静かな反戦映画でもありました。
ソ連の協力を得て撮影されたことも当時としては画期的なことだったでしょう。



☆『シェルブールの雨傘』 (1964年・仏) 6/6観賞

監督: ジャック・ドゥミ
主演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ


初めて観たのはテレビ。たしかNHKで放送されたと思います。
全編セリフがすべて歌になっていて、生まれて初めて見るミュージカル映画でした。
雨傘専門店という設定がとてもおしゃれに感じて、ラストの雪のガソリンスタンドの
シーンでは涙涙・・・。洋画を見て泣いた最初の作品かもしれません。
別れを悲しむ恋人同士の歌に魅了され、長年一番好きな映画音楽でした。
歌の吹き替えはすべてプロの歌手が担当していて、ちなみにドヌーヴの歌声は
ダニエル・リカーリ。本当に素敵な歌声です。
『ジュテーム、ジュテーム、ジュテーム』♬ 『モナムーン』🎶

今回スクリーンでやはり何十年ぶりかに観ましたが、意外に単純なストーリーでした。
なぜジュヌヴィエーヴは、恋人ギイのたった2年間の兵役が待てずに宝石商と結婚して
しまったのでしょう?お腹に恋人の子どもを宿しながら・・・。
母親との絆の強さ、傾きかけたシェルブール雨傘店。自分をひと目惚れしてくれた
金持ちに頼るしかこの母娘には生きて行くすべがなかったのかもしれません。
ラストの雪のガソリンスタンドでの再会シーンが切ないですね。お金はあっても笑顔を
なくしたジュヌヴィエーヴ。きっと愛のないまま結婚したのでしょう。そのあと、ギイの
妻と子との幸せそうなシーン。ミシェル・ルグランのメロディが悲壮感を盛り上げます。

若き日のドヌーヴのおしゃれで可愛らしいこと♪ 20歳くらいでしょうか。

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

くまねこくん

Author:くまねこくん
         
日々の暮らしの中で
思った事、感じたことを…
(マメじゃないので時々更新です)

アナログな暮らしが好きです♪

✿趣味:映画、土いじり

✿どんぐりの絵、ペイントで書いたので
  ちょっといびつですが…

最新記事
最新コメント
カテゴリ
フリーエリア
ブロとも一覧

穏やかな時間(とき)の中で…
リンク
アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。