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☆静かで余韻の残る映画『おみおくりの作法』

☆『おみおくりの作法』 原題:Still Life  (2013年、英・伊) 4/8観賞

  監督:ウベルト・パゾリーニ
  主演:エディ・マーサン、ジョアンヌ・フロガント


ロンドン市の民生係に勤務するジョン・メイ。
44歳、独身。仕事ぶりも生活ぶりも几帳面で誠実そのものです。
彼の仕事は、ひとりきりで亡くなられた方を弔うこと。
その人の遺族を探し、その人に合ったBGMを選び、その人に
合った弔辞を書き、心を込めて葬儀をとり行います。
彼は、怒ることも笑うこともなく淡々と物事を処理していきます。

ある日、向かいの部屋でビリーという男性が亡くなります。
人員整理で解雇されることになったジョン・メイの、それが最後の
仕事となります。彼は、ビリーの人生をひもとくために、故人を知る
人々を訪ね歩きます。そしてだんだんとビリーの生前の姿が浮かび
上がってきます。意外な展開のラストシーンに、悲しさが温かさに
変わり、じんわりと余韻がひろがっていきました。

孤独死。とても人ごととは思えず、イギリスも日本も抱えるものは
同じなのですね。でも、ジョン・メイのような人がいてくれたら、
たとえひとりで逝ってしまっても寂しくないかもしれません。
誰にでもひとり一人かけがえのない人生があることを静かに伝えて
くれる映画でした。バックに流れる静かな曲もよかったです。

イタリアとの合作ですが、これもイギリス映画。
イギリス映画って私の感性に合ってるのかな~。いいな~♪
この辺では上映されないだろうとあきらめていた作品です。
賞を取ったりすると期間限定(2週間)で上映されることがあります。
素敵な作品に出会えてラッキーでした!

※今まで深く考えずに「観賞」という文字を使っていましたが、
 急に、間違っていたかな?と疑問に思って調べてみました。
 一般的には「映画鑑賞」と使うことが多いみたいです。
 意味は、「観賞」=見て楽しむこと。「鑑賞」=芸術作品を理解し、味わうこと。
 私の場合「観賞」の方がピッタリくるな~。今まで通り「観賞」でいいかな。(^^#


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非公開コメント

Re: No title

Labrisaさん、コメントありがとうございます。爽やかな季節になりましたね。

こういう味わいのある映画は限られた劇場でしか公開されないことが多いので、
たまーに2週間限定で近場で上映されると、嬉しくて馳せ参じてしまいます(笑)

静かでとても淡々としたストーリーなのですが、温かい余韻の残る映画でした。
真面目で、几帳面で、孤独な主人公ジョン・メイ役のエディ・マーサン。
なんともいえない味のある俳優さんでした。ジョン・メイにとって、仕事で
関わった故人ひとり一人の人生が愛おしくかけがえのないものに思えたのでしょう。
ラスト、孤独なジョン・メイ(この名前も味がありますね)にも、やっと笑顔が…。

おススメの作品です。機会がありましたら是非是非ご観賞(^-^下さいね。

No title

とても興味深い作品ですね。
>その人の遺族を探し、その人に合ったBGMを選び、その人に
合った弔辞を書き、心を込めて葬儀をとり行います。

BGMも気になりますが(笑)
孤独な主人公が、仕事を通して他者の命と向き合い、自身も生きることの意味について
考えさせられる映画でしょうか?
少し違いますが、以前映画化された。さださんの遺品整理業をモチーフにした小説みたいに、静かな余韻が残りそうな作品ですね
観てみたいです。ご紹介有難うございました♪

(「観賞」=見て楽しむこと。「鑑賞」=芸術作)←私も深く考えてませんでしたけど
「観賞」を使用してゆきたいと思ってますよ(^^ゞ
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