カウントダウンの毎日

ついに明日から12月です。
引っ越しまであと20日。やることが多すぎて途方に暮れる毎日です。

ゴミカレンダーに合わせて物の整理と処分をしています。
あまり物を買わない方なのですが、捨てられない性分なので、
開かずの押し入れから出てきたものは、え~?と驚くようなものばかり…。
はるか昔の20代の独身時代の物がわんさか。
勤めていた障がい児施設で発行した何年か分の≪おたより≫だとか、
興味をもってかじってみたレタリングの教材やエスペラント語の辞書や本。
山岳会の機関紙などなど。三日坊主で何をやっても中途半端な日々の頃の物が、
かび臭くなったままこんなに沢山大事にとってあったなんて!思い切って処分です。

とにかく本が多い。福祉関係の本・文庫本・編み物の本・環境問題の本・絵本etc.
20代の頃はたんびに買っていたみたいです。こんな本を読んでいたんだ~!と、
記憶から消えかかっているものも沢山出てきました。眉村卓の文庫本がたくさん
あったのも驚きでした。でも、本は捨て難くてホントに困っています。

庭の鉢植えの整理やネットの引っ越し。住所変更の届け。あ~面倒くさい。
仕事もしなきゃいけないし、日常の暮らしもあるし…と愚痴を言っても始まらない。

明日からとにかくカウントダウンで頑張るしかないな~(^O^)/



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☆清涼剤のような映画 『あん』

引っ越しの日まで一か月を切ってしまったというのに、どんどん出てくる
ガラクタ同然の物たちに阻まれてちっとも片付けが進みません。
それなのにここのところ仕事も忙しいし、夜な夜なの片付けで疲労困ぱい。
でも息抜きに映画はやっぱり必要です(^^♪

☆『あん』  (11/18 観賞)

  監督:河瀨直美   原作:ドリアン助川「あん」   
  主演:樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子ほか


河瀨監督の作品、以前から気になりながら、近辺での上映がなくて今までみる機会が
ありませんでした。市内の映画館で期日限定で『あん』を上映しているのをたまたま
ネットで見つけ、あわてて観に行きました。平日の夕方、観客は私を含めてわずか2名。
とてもいい映画でした。雨の中、カッパを着て自転車で駆けつけた甲斐がありました!

冒頭の桜のシーンからエンディングまで、じわ~と涙が流れ続けてしまいました。
題名の「あん」はあんこのあん。徳江(樹木希林)の作るあんこの美味しそうなこと。
クツクツ煮える小豆を愛おしむ徳江の姿は、生あるもの全てへの応援歌のようでした。
ハンセン病のために隔離されて生きてきた深い悲しみとあきらめ。自由への渇望。
ささやかな喜び。だからこそわかる人の痛みと自然や人への温かいまなざし。
樹木希林という女優の素晴らしさに胸が熱くなりました。あんこをつくるときの無邪気な
笑顔や木々を見上げるときの優しい表情。仕草やセリフのひとつひとつになんとも
言えないせつなさと温かさがにじみ出ていました。

わけありのどら焼き屋の店長さん、永瀬正敏さんも渋い演技でした。中学生役の
内田伽羅さんは希林さんのお孫さんなんだそうです。演技はまだまだですが、
真っ直ぐな目でしたね。そう言えばお父さんのもっくんにどことなく似てますね。

観終わった後、とても優しく清々しい気持ちになれる映画です。
命が粗末にされ、心が不自由になりつつある今、世界中の人に観てほしくなりました。



☆黒澤映画~『赤ひげ』

12月に引っ越しをすることになり、片付けを始めたら家の中がぐっちゃぐちゃ。
あと一か月でとにかくどうにかしなきゃ。 あ~落ち着かない!

とりあえず、映画の感想です。「第三回 新・午前十時の映画祭」で鑑賞。

☆『赤ひげ』 (1965年 東宝 ) 10/4鑑賞

  監督:黒澤明
  主演:三船敏郎、加山雄三、香川京子、杉村春子、二木てるみ、頭師佳孝 他


江戸末期の小石川養生所を舞台に、底辺に生きる人たちの人間ドラマです。
養生所の赤ひげ先生(三船敏郎)が主人公かと思いきや、長崎でオランダ医学を学んで
もどってきた青年医師、保本(加山雄三)を中心に話が進んでいきます。

今でいうエリートコースを歩けると思っていたのに、養生所で見習いとして働くことに
なって不満でたまらなかった保本が、底辺で懸命に生き死んでいく人々とのかかわりや、
赤ひげ先生の人間としての真の優しさにふれることで自分の行く道を見つけるという、
清々しい映画です。三船敏郎の重々しさと、それとは対照的な加山雄三の軽い感じが
ちょうどうまく調和して、ずっしり重たいテーマのなかに爽やかさがありました。

前半は登場人物の悲惨な過去が語られたりなど画面がとても重たかったのですが、
後半は、人間不信のために身も心もボロボロになっていた少女(二木てるみ)の話に
なります。保本の昼夜を問わない世話によって少女はしだいに心を開き、人間らしい
優しさを取り戻していきます。貧しさのために一家心中をして生死の境をさまよう
男の子(頭師佳孝)のために必死に祈る少女の姿に希望が見えます。
そして、こここそが自分の居場所と決めた保本の明るい顔で終わります。

それにしても二人の子役、二木てるみさんと頭師佳孝さんの演技は絶品でした!


上野の森で『モネ展』鑑賞

あ~もう一週間たってしまいました。
先週の土曜日(10月31日)、上野の東京都美術館まで『モネ展』を見に行きました。
久しぶりの上野。東京上野ラインが開通したので、東海道線から乗り換えなしで
行けるようになり便利になりました。上野は庶民的な町なのでなんだかほっとする
のですが、この頃は行くたびに人が増えてざわざわしてきました。

土曜日なので混雑を覚悟で行ったのですが、並ぶこともなくすぐ入れ、会場内も
思ったより空いていて気持ちよく鑑賞できました。前期と後期で展示作品が
「印象、日の出」から「ヨーロッパ橋、サンラザール駅」に替わったので、
たぶん前期の方が人出が多かったのかもしれません。

美術展の楽しみは、特に西洋の絵画の場合、絵や解説をみながらその時代に思いを
馳せたり、絵の中の遠い異国の地に憧れたり、画家がその絵を描いている姿を想像
したり…。しばしのタイムスリップみたいな感じかな~。

モネ(1840年 - 1926年)の作品にも睡蓮池にかかる日本の橋が描かれていますが、
やはり遠い異国の地、東洋への憧れがあったのでしょうね。
ところでこの睡蓮池ですが、ジヴェルニーに土地を購入して庭を造り、池や橋も造り、
木や花を植え、そのうち川から水も引きこんで憧れの庭に仕上げていったようです。
そして86歳で亡くなるまでご自分の庭の睡蓮池を見つめながら精力的に描き続けた
そうです。妻や息子に先立たれた悲しみがあったとはいえ、幸せな人生だと思います。

その、モネ最晩年の作品が沢山展示されていました。すべてその庭で描かれたもので、
しだれ柳や睡蓮池、日本の橋がいくつもいくつも描かれています。
橋の形もぼんやりとしかわからないほど激しいタッチで色を塗り重ね、ゴッホの絵を
連想させるような色彩と筆使いでした。晩年白内障を患っていたということなので、
目で見て描くというより、心の中の絵への思いを、生あるあいだにすべてキャンバスに
塗りこめていったように感じました。大変印象に残る作品でした。

今回の展示はパリにあるマルモッタン・モネ美術館の作品ですが、そんな貴重なものを
海外で巡回するには細心の注意がいりますよね。輸送中に飛行機事故でも起きたら
全てが無になってしまうけれど、どれくらいの賠償になるんだろう。・・・なんて、
せっかく絵画を堪能した後にそんなしょうもないことをつい考えてしまう私がいます。

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