☆ちょっと切なくて懐かしい映画『ポプラの秋』

明日から11月。
振り返ると、いつになくなが~く感じられる10月でした。
ちょこちょこと色々なことはあるけれど、特別なことがあったわけでもない。
『ポプラの秋』を観た10月3日はもうずいぶん前のような気がします。

☆『ポプラの秋』

監督:大森研一   原作:湯本香樹実「ポプラの秋」
主演:本田望結 、中村玉緒 、大塚寧々 、村川絵梨 、藤田朋子、宮川一朗太ほか


古いアパートポプラ荘、みんなの悲喜こもごもを見守るポプラの木、向かいには
大家のおばあさんの住む古い民家。小京都と呼ばれる飛騨高山の町並み。
映像をみているだけで懐かしく切ない気持ちになります。

突然父を亡くして呆然としている千秋(本田望結)と母(大塚寧々)はふらりと電車を
降りて町をさまよい、ポプラの木のあるポプラ荘を見つけます。亡くなった人に手紙を
届けてくれるという、ちょっぴり妖怪じみた大家のおばあちゃん(中村玉緒)。
お人好しのアパートの住人、佐々木さん(藤田朋子)と西岡さん(宮川一朗太)。
千秋はせっせと天国の父へ手紙を書き、彼女らとのふれあいで笑顔を取り戻します。

西岡さんの息子のオサムくんと千秋が高山の町を駆け回りながら心を通わせるシーンが
よかったですね。子どもの存在ってどうしてこんなに感動してしまうのでしょう。
二人のシーンをもっと見ていたかったな。

秋の一日、ひとり静かに観賞するのにぴったりの温かい作品です。

湯本香樹実さんの小説は、いつも本屋さんで気になって手に取るのですが、
いまだに読まずじまいです。映画を観て、ぜひ小説でも味わいたくなりました。


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行きたいな~。

先日あるドラマを見ていて、「あ~行きたいな~」と思わず声が出て、
涙がでそうなほど行きたい気持ちが込み上げてきました。
自分でもびっくりするくらいの気持ちでした。

ドラマの中でお父さんと小学生の息子が立山黒部アルペンルートを
旅行するシーンがあります。たぶん室堂周辺だと思うのですが、
紅葉した立山の雄大な山々を見ているとなんだか胸がドキドキして、
無性に行きたくなりました。

20代の頃、わずかの間ですが山岳会に入らせてもらってたことがあって、
生まれて初めて連れて行ってもらった北アルプスが、立山の劔岳です。
富山から入って室堂までバスで行き、そこから慣れないザックを背負って
ひたすら足を前に前にと歩きました。夢の中のような思い出です。

でもこのドキドキ感は思い出からのものではなさそうです。
ちっぽけな人間社会から抜け出し、大きな自然の懐に抱かれたいような
感覚だったのかもしれません。この頃ちょっと気持ちが疲れてるのかな~。
仕事柄、常に相手に合わせて話し、出来るだけ笑顔で元気に接し、粗相の
ないよう気を遣い…いい人を演じるのもエネルギーが要りますね。

今年は無理だけど、たまには自分のために休みを取って「行きたいな~。」


☆みんないいひと!映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』

真っ青な空。爽やかな空気。
天気がいいと気持ちも晴れやかですね。

☆『ヴィンセントが教えてくれたこと』 (2014年・米) 9/16観賞

   監督:セオドア・メルフィ
   主演:ビル・マーレイ、 ジェイデン・リーベラー 、
      メリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ 他


偏屈オヤジ、ヴィンセント(ビル・マーレイ)の隣に越してきたシングルマザーの親子。
お母さんの仕事が遅くなるからと息子オリバーの面倒を頼んだことから、偏屈オヤジと
少年の交流が始まります。日本では12歳の少年なら十分ひとりで留守番が出来そうな
ものですが、そこはアメリカ、治安が違うのでしょうね。

最初渋々引き受けたヴィンセントでしたが、いじめられていたオリバーにケンカの仕方
を教えたり、競馬やバーに連れてったりととんでもないことを教えながらも楽しみに。
ちょいワル親父かと思いきや、すぐに実はいい人と発覚するのですが、シャイな性格
だからいいひとなんて思われるのが照れくさくって悪ぶってるんでしょうね。

出てくる人がみんな善人です。オリバーをいじめていた子も、実は家庭に問題を抱えて
いてすぐにオリバーと仲良しに。一見ぶっきらぼうなオリバーのお母さんは息子の親権
をとるために必死で働いている。ヴィンセントが面倒を見ている妊婦のストリッパーも
心優しい愛すべきキャラクター。さりげなく等身大のアメリカの庶民の現状を網羅した
ような映画でしたね。

最後に原題の『st.vincent』の意味も分かり、心が温かくなってハッピーエンド。
コメディを期待して観に行ったのですが、ケラケラ笑うような場面は少なく、欲をいえば
前半をもっとコメディっぽくしたら、後半でもっとじんとくるのにな~なんて。
ハートフルでアメリカらしいさっぱりした映画でした。

朗報!「孤独遺伝子」

いつだったか、朝のラジオで
一人になるのを好む「孤独遺伝子」を持っている人がいる
という話題があり、思わず耳を傾けました。

人が生き残っていくには集団を作ることが有効なのに
なぜ孤独を好む「孤独遺伝子」を持つ人がいるのか?
仮説として、感染症などが流行った時ひとりでいる人は感染しにくいので、
種の保存のために「孤独遺伝子」があるのでは?という話でした。

でも全体のテーマとしては人とのつながりが多い人ほど長寿だという話で、
孤独が好きな人でも環境や行動で人とのつながりを持つことができる
みたいな内容でした。(うろ覚えですが…)

私は子どもの頃から今に至るまで、大勢でワイワイするのが苦手で、
学校もあまり好きになれず、今でも親睦会などは居心地が悪くて
できるだけパスしています。付き合いが悪い人と思われるより、
そういう場に出て疲れ果てる方がよけいしんどいんですよね。
気の合うひと数人だといいのですが…。
ホントに困った性格で、10代20代の頃は結構悩んでいましたが、
この歳になると、人が何と思っても無理してまでは行かないぞ、
とずいぶん図太くなりました。

ラジオで聞いた「孤独遺伝子」の言葉にはすごくほっとしました!
私もそういう傾向の遺伝子があるのかな?
だったらしょうがないな~。
無理して人に合わさなくていいかな~。
もっとひとりを楽しめばいいかな (^^♪  なんて。

☆希望と友情の映画『ショーシャンクの空に』

芸術の秋になりました。いっぱい映画観たいなー。
この作品は「第三回 新・午前十時の映画祭」で9/5に観賞しました。
このシリーズは映画通が選んだ作品だけあってどれもこれも味があります。
それも、1,000円で大スクリーンで観られて嬉しい限りです!

☆『ショーシャンクの空に』 (1994・米)
   
  監督: フランク・ダラボン
  原作 :スティーヴン・キング 『刑務所のリタ・ヘイワース』
  主演:ティム・ロビンス 、モーガン・フリーマン、ボブ・ガントン 他


暴力のはびこるショーシャンク刑務所。妻と浮気相手の男を殺した罪で銀行員の
アンディ(ティム・ロビンス)が他の囚人と共に送られてきます。その最初の夜、
不安で泣き叫んだ新しい囚人が刑務官に暴行を受けて死んでしまいます。
妻殺しの冤罪を晴らすすべもなく、終身刑のために一生続くかもしれない監視され
た刑務所での暮らし。囚人仲間から暴力を受けたりしながらも、小さなロックハンマー
の調達を頼んだことをきっかけに、“調達屋 ”のレッド(モーガン・フリーマン)と
しだいに心を通わせるようになり、刑務所での暮らしにも馴染んでいきます。

夢も希望も捨ててしまった囚人たちの中で、アンディだけは自由への希望を持ち続け、
不屈の精神と才気で刑務所内部に風を起こしはじめます。食堂でアンディとレッドの
“希望”についてのやりとりがありますが、自分は冤罪でここにいるべき人間では
ないという強い思いがあったからこそ希望を持ち続けられたのでしょう。

印象深かったのは、50年間も服役して仮釈放になった老人が、仕事をうまくこなせず、
アパートに帰っても話す人のいない孤独さに耐えかねて首をつってしまうシーンです。
現在でもたくさんありそうなエピソードです。

そして20年後の嵐の夜、アンディは遂に脱獄成功!自由をとりもどします。
20年もの間コツコツ壁を掘り続け、所長の不正の手伝いをするふりをしながら着々と
その日のための準備をしていたのです。脱獄用の穴を隠すためのポスターの女優さんが、
「リタ・ヘイワース⇒マリリン・モンロー⇒ラクエル・ウェルチ」と変遷していくのが、
時の流れを感じさせていました。その後、40年間収監されたレッドも仮釈放になり、
アンディの処へたどりつきます。痛快で爽やかなエンディングでした!

主人公アンディ役のティム・ロビンスのエリート囚人ぽさも良かったですが、
それ以上にレッド役の モーガン・フリーマンの人間味あふれた表情が
素晴らしかったですね。この人なしではきっと感動が半減したことでしょう。


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