☆6月に観た映画 『青天の霹靂』 『春を背負って』 

この暑さで鉢植えの草花の土がすぐにカラカラ。
油断してるとすぐにしおれてしまいます。
猫のひたいほどの庭でも、水やり草取りで夏は結構忙しい!

映画の評価って、やっぱり個々の好みですよね。
有名な賞をとったり、観客動員数が多い作品でもさほど面白くないことはしばしば。
映画サイトの評価をみていると、この2作品、☆1つから5つまでさまざまです。
あたりまえといえばあたりまえで、映画に限らずどんなものでもそうですけどね…。

『青天の霹靂』 (6月4日観賞)

     原作・監督:劇団ひとり  主演:大泉洋、劇団ひとり、柴咲コウ 他

売れないマジシャン晴夫(大泉)が、稲妻とともに40年前の浅草ホールに
タイムスリップします。そこで、自分の生まれる前の若き日の、やはり売れない
マジシャンの父親(劇団ひとり)とその助手の母親(柴咲)に出会い、一緒に
悩み葛藤しながら父親とコンビを組んで舞台に立ったり、命をかけて自分を
出産する母に立ち会ったり…という感動(?)のストーリーなのですが・・・。


こんなに気持ちが入り込めない映画は初めてというくらい気持ちが乗らず、つい
ウトウトしてしまいました。この頃、過去に行って昔の両親に会ったり、亡くなった
人が何日かだけこの世に現れたりというストーリーがやたらとあって、少々食傷気味
です。でも感動したって方もたくさんおられ、この映画がいいとか悪いとかではなく、
ただ私の感性に合わなかっただけだと思います。
以前、同じく劇団ひとりさん原作(監督は別の人です)の『陰日向に咲く』を観賞
しましたが、今回ほどではありませんが、やはりあまり気持ちが入りませんでした。
きっと、劇団ひとりさんと私の感性があまり合わないということなのでしょう。
しかたのないことですね。


『春を背負って』 (6月14日観賞)

   監督・撮影:木村大作  原作:笹本稜平
     主演:松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、小林薫 他

数年前、キャメラマン木村大作さんの初めての監督作品『劔岳 点の記』(09年公開)
を観て、迫りくる北アルプスの雄大さにとても感動しました。なので、監督2作目になる
立山が舞台の「春を背負って」の公開を楽しみにしていました。木村監督自らが、この
作品は家族の話、テーマは「人の居場所」と語る通り、前作とは趣がずいぶん違います。

東京の会社で働いている亨(松山)は、山小屋を営んでいた父(小林)の急死で
通夜のために戻ってきます。民宿を営む母(檀)だけでは小屋の存続は難しいと聞き、
葬儀の後、母と、小屋で働いていた愛ちゃん(蒼井)とともに小屋を訪れます。そして、
会社を辞めて山小屋を継ぐ決意をします。小屋が大好きな愛ちゃんも続けて手伝うこと
になります。慣れない仕事に四苦八苦しているところに父の友人のゴロさん(豊川)が
現れて、亨たちの大きな支えになっていきます。いろいろなアクシデントを乗り越え
ながら、人と人の絆をより深めていくという、よくあるようなお話です。


出てくる人がみんな善良で、小屋の登山客も善良な人ばかり。セリフも、特にゴロさん
のセリフはクサイくらい優等生。ちょっと出来すぎのストーリーの感もありますが、
立山連峰の雄大な景色とこのほのぼのとした人間関係が相まって、私にとってはとても
居心地の良い映画でした。役者さんたち、撮影隊の人たちが実際に登って撮影した
からこそでる充実感や爽やかさも感じられました。

20代の時、初めて連れて行ってもらった北アルプスが、立山から入って劔岳でした。
今はそんな体力はありませんが、3000メートル峰を眺めているだけで嬉しくなります。
だから余計に居心地がよかったのでしょうね。

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買っちゃいました♪ 拓郎のアルバム『AGAIN』

梅雨が明けたとたんの連日の猛暑。
ネコは、一番涼しいお風呂場前の床で一日中だら~んとのびています。
これから一か月、エアコンのないわが家は扇風機フル回転でただ耐えるのみ。
去年もどうにかなったんだから、今年もどうにかなるはず!!

吉田拓郎のアルバム『AGAIN』が6月に発売されたってラジオで聞いて
ちょっと気になっていました。Labrisaさんのブログをみてたら
やっぱりほしくなって買っちゃいました♪

アナログ人間なので、買うのはやはりCDショップです。
出先で寄ったCDショップでは見当たらず、買うなってことかな~?
翌日、いつも行く山野楽器へ。なかったら買うのやめようと思っていたけど、
ありましたー(^O^)/ 毎日聴いて暑さをまぎらわせています。

70年代~90年代に発売された曲のセルフカバーアルバム(全15曲)。
最後の15曲目だけが新曲「アゲイン(未完)」です。
編曲は武部聡志さんと鳥山雄司さんが担当。

岡本おさみさん作詞の曲が2曲はいっています。
『いつか夜の雨が』
  いつか夜の雨が 走りはじめたネ
  過ぎ去るものたちよ そんなに急ぐな
  ・・・・・
  いつか夜の雨が

『まだまにあうかもしれない』
   僕は僕なりに自由に振るまってきたし
   僕なりに生きてきたんだと思う
   だけど だけど 理由もなく
   めいった気分になるのはなぜだろう
   ・・・・・
   まにあうかもしれない今なら
   今の自分を捨てるのは今なんだ

字余り風の拓郎節を聴いていると、
今はすっかりおじちゃんおばちゃんになったけど、
誰にでもあった十代の頃の気持ちがよみがえります。
人と関わるのが下手で、コンプレックスのかたまりだったあの頃。
でもどこか一途で、夢もあり、早く家を出たかったあの頃。
今のほうが自由で、あの頃に戻りたいとは思わないけれど、
ラジオでフォークやロック・ポップス・映画音楽etc.を聴いていると、
悩みも忘れて楽しかったな~♪ 題名や歌詞をせっせとノートに書い
たりしてました。

拓郎さん、ちっとも声かわらず(人柄もかわらず)お元気そう。
60代の人達が元気に歌い続けているなんて、ふた昔前には
考えられなかったですよね。すごい時代になったものですね!!

☆5月に観た映画 『 恐怖の報酬』

『恐怖の報酬』 5/30観賞(第二回 新午前十時の映画祭)

1953年 フランス映画(モノクロ)
監督:アンリ=ジョルジョ・クルーソー
主演:イヴ・モンタン、シャルル・バネル 他

子どもの頃、家族と一緒にテレビで見た記憶がおぼろげにありますが、
トラックでニトログリセリンを運ぶ恐怖、という以外何も覚えていません。

半世紀以上前のモノクロ映画ですが、スリリングで実に面白かったですね。
名画と言われるものはやはり言われるだけのことはあるな、とあらためて思いました。
CGなど全くない時代の、生身の演技に生身のセット、色が無い分よけい迫ってくる
ものがあり、一緒になって手に汗握って観ました。

舞台は中米のベネズエラのとある町。子ども達は裸足で泥水の中を歩き、
移民たちは仕事にありつけずにぶらぶらしています。
その中の一人マリオ(イヴ・モンタン)は、後から来たジョー(シャルル・バネル)と、
同じフランス人ということで意気投合します。
ある日500Km先の油田で火事が発生。消火のためにニトログリセリンを
現地までトラックで運ぶことになりますが、少しの振動でも爆発することがあるという、
大変危険な作業です。2千ドルの報酬で二組の男たちが雇われ、その一組が
マリオとジョーです。安全装置もない普通のトラックで運ぶという恐怖の仕事。
次々と続く悪路やアクシデント。その間の4人の男たちの心理描写も素晴らしいです。
結末がまたせつないのですが、それは観てからのお楽しみ。

今の時代に作れと言っても絶対できないような映画ですね。
先日の邦画『飢餓海峡』もそうですが、戦後の貧しさや苦労をまだまだ引きずっている
時代の人間の心の底からの叫びのようなものを感じます。(うまく言えません…)


今年度の、「第二回 新午前十時の映画祭」は、とてもバラエティに富んでいて、
すごく楽しみです。
全部は観れませんが、今現在、8本中5本観ることができて大満足です!



恒例、父との一泊旅行 2日目 ~夢二の生家・牛窓~

台風8号、各地で大雨。皆さんのところは大丈夫でしょうか?
これからの進路が気になります。

5月の旅行記の続きです。
5月17日、旅行2日目。
宿(赤穂)の窓から日の出がみれました! 日の出前の朝焼けです。
播磨灘の朝焼け














この日は、岡山ブルーライン(自動車専用道路、無料)を通って、
竹久夢二の生家や牛窓を訪れました。

途中、ブルーライン沿いにある道の駅「黒井山グリーンパーク」に寄りました。
道の駅は、その土地の野菜や果物、手作り食品など新鮮なものがいろいろ
あって見てるだけでも楽しいですね。買い物好きの父は、さっそくトマトや
レタス、安かったからと魚のスズキまで買い込みました。

夢二の生家は瀬戸内市邑久町ののどかなところにあります。 
16歳まで過ごした茅葺きの家がそのまま保存されていて、中にも入れます。
作品の展示もあり、夢二の部屋もそのまま残っていました。この小窓から
外を眺めていたのかなぁと想像がふくらみます。
いままでは特に関心はなかったのですが、GWに上野公園近くの夢二美術館で
いろいろな作品にふれ、抒情画だけではない多才な才能にとても惹かれました。
また、母の故郷と同じ岡山生まれと知り、生家を訪ねたりして、今までは遠い
存在だったのがとても身近なひとに感じられました。
(入館料、少年山荘と共通で500円)
竹久夢二 生家













生家の近くの小公園には、住居兼アトリエだった『少年山荘』があります。
大正13年、夢二自らが設計して、東京府下松沢村松原(現世田谷区松原)に
アトリエを建てました。そこでは息子さんたちも一緒に暮らし、来客も絶えな
かったようです。昭和59年に、夢二生誕95年を記念して、次男の不二彦氏の
協力を得てこの地に復元されました。
「山静かにして太古に似たり。日の長きこと少年の如し」(唐庚の詩「酔眠」)
から、少年の日のように春の長い一日を過ごしたい、との願いを込めて
『少年山荘』と自ら名付けたそうです。 (パンフより)
こちらも中に入ることができます。生前の写真などがいろいろ展示してあり、
かつてこのアトリエで暮らしていたころの息吹きが感じられます。
木々に囲まれた洋風のおしゃれな建物。こんなところに住んでみたいな~♪
少年山荘













竹久夢二(本名、茂次郎)。明治17年ー昭和9年(享年50歳)。
岡山市内には夢二郷土美術館本館があるそうなので、そちらも行ってみたいですね。

そのあとは、牛窓のオリーブ園の展望台から瀬戸内海を眺めて帰りました。
瀬戸内海は見慣れていますが、いつみても穏やかでのどかな気持ちになります。
実家に一泊。夕食は道の駅で買ったスズキづくし。父と兄でわいわいとさばいて
いました。また来年も、父が元気でいてくれてこうやって旅行に行けるといいなぁ。

☆5月に観た映画 『ぼくたちの家族』

『ぼくたちの家族』 5/28観賞

  監督・脚本:石井裕也  原作:早見和真
  主演:池松壮亮、妻夫木聡、原田美枝子、長塚京三

監督の石井裕也さん、『舟を編む』も素敵な映画でしたが、今回もとても
味のある作品でした。1983年生まれだから31歳ですね。この若さでこんなに
じんわりくる家族映画が作れるなんて!嬉しくなります。
次回の作品が楽しみです♪

物忘れがひどくなってきた母親(原田美枝子)。
診察の結果、脳腫瘍があり、余命わずか一週間との宣告を受けます。
突然の事態にただうろたえる頼りない父親(長塚京三)
言葉が出ない生真面目なサラリーマンの長男(妻夫木聡)
どこか冷め、動揺をみせない大学生の次男(池松壮亮)
長男の妻(黒川芽以)は身重で出産後のお金の心配ばかり


この映画は題名に「ぼくたち」とあるように、ぼくたち兄弟の視点からの
家族再生の話になっています。石井監督の視点でもあるのでしょうね。

長男としての責任感から、頼りない父親を前にあせりとイライラが募って
いきます。そのうえ、時々記憶が薄れる母親に「あなただあれ?」と怪訝な
顔をされてますます落ち込みます。意外にしっかり者なのが次男。
この家族はとっくにぶっ壊れていると冷めているような態度をしていましたが
母親の病状を冷静に受け止め、家族をつなぐムードメーカーになっていきます。

実は父親には多額な借金があることもわかってきて途方にくれますが、
時々少女のような表情で、夫への想い、家族の思い出、今まで口にしなかった
本音を無邪気に喋る母親の姿をみていて、二人は、悪あがきをしてみるか!
と母の治療をしてくれそうな病院を探して走り回ります。そしてついに奇跡が!


なんといっても原田美枝子さんが可愛かったですね♪
「こういうときこそ笑おうよ」と無邪気な笑顔でいうセリフ。グッときました。
長塚京三さん、愚直で頼りない父親、でも妻のことが心配で心配で、どうにか強い
夫・父親になろうとジョギングを始めたり…。そんな感じがとてもよくでていました。
妻夫木くんと池松くんの兄弟ぶりもよかったです。これから楽しみな二人です。
最高のキャストでした!

やりきれないニュース

今日のトップニュース
「集団的自衛権行使容認閣議決定」
なんともやりきれない気持ちです。
安倍さんの発する言葉はなぜこんなに胸に響かないのでしょう?

先日の沖縄慰霊の日の安倍さんのあいさつを聞きましたが、
うわべだけのきれいごとの言葉の羅列であって、
そこには、なぜ戦争が起きたのか、なぜ沖縄が犠牲を強いられたのか、
なぜ今だにこんなにたくさんの米軍基地が沖縄に存在するのか?
そういった視点が全く感じられませんでした。

今日の会見も、詭弁だらけの説明のように思いました。
自分の任期のあるうちに、何が何でも自分の思いを成し遂げたい。
あと、アメリカにいい顔したい。そんな風にみえました。
そういえば、かつての小泉さんもそうだったような。
国民の暮らしのことなんてどれだけ考えていることやら…。
他に大切な事、やらなきゃいけないこといっぱいあるはずなのにね。

抑止力によって戦争に巻き込まれるおそれはいっそうなくなっていく?
ほんとかな~?私には余計おそれが増大したように思えるのですが…。

アメリカの押しつけ憲法だから、変えなきゃ!と言いながらアメリカの
言いなり。矛盾してませんか?誇りのないのは安倍さん、あなた自身では?
それに、安倍さんのいう「積極的平和主義」って本来の意味と違うのでは
ないのかな~?あと、公明党さん、ポリシーがなさすぎでは?

戦後70年の日本の歩み、今の憲法を大切にして、これからも英知を尽くして
日本独自の平和外交に努力していってほしいと願います。仮想敵国など作らずにね。

あまりのやりきれなさに、ついつい書いてしまいました。

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思った事、感じたことを…
(マメじゃないので時々更新です)

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✿趣味:映画、土いじり

✿どんぐりの絵、ペイントで書いたので
  ちょっといびつですが…

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