アメリカ映画って…

寒さの中にも春の気配が感じられるようになってきましたね。
春めいた日には陽気に誘われるのか、人通りがぐんとふえて
そんな光景を見ていると気持ちもほっこりします。

さて、ちょっと私の独断と偏見に満ちた映画の話。
ちょこちょこ映画を観に行くのですが、せっかく期待して行ったのに
いまひとつの作品や、いい雰囲気だなと思って見ていたのにラストシーン
で残念な作品がここのところ多くて少々欲求不満気味です。

特に近年のアメリカ映画はとっても残念です。
十把ひとからげにしてはいけないのですが、例えば地球が滅亡の危機に
陥っているときでも、まずは愛する家族・愛する恋人が何よりも大切。
そして次に大切なのが愛するわが国。周りで仲間達が次々に倒れていっても
おいおい、そんなところで家族や恋人と連絡取りあっている場合か?
なんてシーンが多々あるような…。

昨年、評判もいいし、たまにはいつも見ないような作品でもと思って迷いながら
見に行ったのが『ブレードランナー2049』。近未来のSF的な面白さもないし、
人造人間(レプリカント)のアイデンティティ探しのようなけだるいストーリーで
がっかりして帰ってきました。それ以来、見応えのあるアメリカ映画はないものか
と、『ギフテッド』や『ギルバート・グレイプ』(1993年の作品。少年時代の
レオナルド・ディカプリオの演技は一見の価値あり)など何本か見ましたが、
いまひとつ物足りないですね~。

どこかに「家族さえ、恋人さえ、自分の国さえ良ければ」「自分たちが一番だ!」
みたいな匂いが感じられるのかな。それともただ私の感性と合わないだけなのかな。

つい先日も、『ゲット・アウト』が斬新なスリラー映画っていうふれこみだったので
少し迷いながらも見てきましたが、たまに大きな音にビックリするくらいで、ハラハラも
ドキドキも、どんでん返しも、笑いどころもなく、どこかで見たような展開であっけなく
終わってしまい「あらラララ…」でした。黒人対白人という設定も、あまり意味を感じ
なくてやっぱり残念な作品でした。もうひとひねり欲しかったな。

アカデミー賞受賞作品は全くあてにならないしな~。
ひと昔前にはけっこう秀作があったのにな~。
でも懲りずに、見応えのあるアメリカ映画との出会いを待ってます。

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☆笑顔になる映画 『パディントン2』

日々いろいろ思ったり感じたりすることはあるのですが、
それを文字にしようと思うとなんだか億劫だったりうまく表現できな
かったりで、相変わらずブログが滞っています。
映画はちょこちょこ観に行ってるし、気持ちが落ち込んでるわけでは
ないけれど、でもなんとなくもや~っとしているというか、残りの人生
どう生きていこうなんて考えてみたり…。
でも、今日観てきた映画でなんだかとっても温かくて幸せな気持ちになりました!

☆『パディントン2』 (2017年 、英仏合作)
  
  監督:ポール・キング  
  主演:ベン・ウィショー(パディントンの声)、
     ヒュー・ボネビル、サリー・ホーキンス、ヒュー・グラント 他


この映画は、有名なイギリスの児童文学「パディントン」シリーズの実写版第2弾です。
先日新聞を見ていたら、パディントンは南米のペルーからロンドンへやって来た移民の
クマだって書いてあって、なんだか面白い設定だな~と思わず観に行った次第です。

これがこれが、期待以上にいい雰囲気の映画で、子どもから大人まで楽しめる作品です。
パディントンは小さなクマなのですが一本気で声も渋い。いわゆる可愛い顔ではないけれ
ど、その一本気な性格からくる言動がとってもユーモラスでキュートです。
そして、パディントンを取り巻く人々のキャラクターがそれ以上にとっても素敵です。
ロンドンの街の雰囲気もちょっとレトロで、CG使いながらもアナログ感がたっぷり。
コメディーあり、ヒューマンドラマあり、サスペンスあり、そしてハッピーエンド!

ほんわか笑いながら、考えさせられる作品でもあります。クマだろうが人間だろうが、
どこの国の人だろうが、みーんな仲間だよ。みーんないいところ持ってるんだよ。
差別や排除があふれているこの混沌とした世の中へのパディントンからのメッセージの
ように思いました。イギリス映画って好きなのですが、ますます好きになりました。

北風はとっても冷たいけれど、久しぶりにあったか~い幸せな気持ちになれました。
ありがとう、パディントン🎵まだ公開されたばかりです。ぜひぜひ劇場へ足を運んで
みて下さい。見終わったら、ママレードサンドを食べたくなりますよ。


やっぱり映画は楽しいな🎵

この頃、季節が変わっていくのを感じて気持ちが少し弾んでいます。
名月を愛でながらお団子も食べたし、暑さでぼーっとしていた頭も
シャキッとしてきたし、めずらしくやる気がでてきたような。

それなのに…TVニュースを見るたびにドヨ~ンとしてしまいます。
私利私欲にまみれた政界模様にうんざり。自公がどうしようもないのは
言うまでもないけれど、『希望の党』というネーミングに意気揚々と中身
のない無神経な言葉を発する小池さんを見ていると、夢も希望も萎えて
暗い気持ちになります。そして「希望の党」にすり寄る人たち。プライドも
ポリシーもないのでしょうか。なんだか人相までも悪くなってるような…。

ぼやきはこの辺にして、映画の話で気分転換です。
9月は久しぶりに3本観ることができました
「午前十時の映画祭8」で旧作2本。邦画の新作1本。

☆『泥の河』(1981年) 監督:小栗康平(第1回作品) 原作:宮本輝

昭和31年の大阪の安治川河口を舞台に、少年二人の友情を通して
当時の暮らしが描かれています。学校へも通えずに岸に繋がれた舟で
暮らす姉弟がけな気で悲しい。まだまだ戦争の影を引きずり、みんなが
貧しかった時代。この姉弟のような子どもも何人もいたことでしょう。
今、70歳くらいでしょうか。その後幸せな大人になれたでしょうか。
モノクロの画面から、子ども達のささやかな喜びや切なさが伝わってきます。

☆『トリュフォーの思春期』(1976年・仏)  監督:フランソワ・トリュフォー

フランスのある町。子ども達がたくさん出てきます。ストーリーがあるわけでなく、
ただ子供たちのちょっとしたハプニングやいたずら心、小さな恋のエピソードなど
が次々と出てきて、躍動感にあふれた作品でした。子どもの虐待のエピソードも
ちょっぴりはさまれています。

☆『三度目の殺人』  監督:是枝裕和

少し迷ったのですが、是枝監督のオリジナル作品というので、観に行ってみました。
心理サスペンスということでしたが、ほとんどが犯人と弁護士の接見室のシーン。
まるで役所広司(犯人)の一人芝居を見ているようでした。内容も登場人物もあと一歩
掘り下げが足らない感じで、だから何なの?と突っ込みをいれたくなり、少々消化不良
気味で残念でした。「三度目の殺人」というタイトルもぴんとこないなぁ。唯一、市川
実日子さんのセリフが光っていたけれど、結局は予定調和の裁判で終わってしまいます。
人が人を裁くって実に難しいことですね。真実はいつも藪の中なのでしょうね。

10月もいい映画に出会えるといいな!

☆映画の世界に浸る楽しさ・・・『アメリ』

やっと春らしくなってきたのに、この辺りの桜はまだら咲きでぱっとしない。
咲ききらないうちに天気は下り気味で、ちょっぴり残念な春です。

☆『アメリ』 (2001年 仏) 4/2観賞
   監督:ジャン=ピエール・ジュネ   音楽:ヤン・ティルセン
   主演: オドレイ・トトゥ 、 マチュー・カソヴィッツ 他


4月から“午前十時の映画祭8”がスタートしました。映画好きの人ばかりなので、
むしゃむしゃガサガサとうるさい音もなくて落ち着いて観られます。なんといっても
過去の名作が大画面で見られるのが嬉しくて、ついつい足しげく通ってしまいます。

『アメリ』、人によって好き嫌いがあるだろうなと思わせる個性的な作品でした。
冒頭のシーンからすっかり映画の世界にはまり込んでしまいました。
特別、感動するとか心温まるとか大笑いするような作品ではないのですが、時々
クスッと笑いながらパリのモンマルトルにアメリと一緒に入り込んだ感じです。

風変わりな親のもとで他の子どもと接することなく育ってきたアメリは、空想の
世界がお友達。22歳になり家を出てパリのモンマルトルで一人暮らしを始めましたが、
人との距離感がよくわからない。そんなある日、ひょんなことをきっかけに人が喜ぶ
姿を見ることができたアメリは、初めて世界と調和が取れた気がします。
それからは誰かを喜ばせようと手の込んだしかけをする毎日。今度は、たまたま
見かけたちょっと変わった男性が気になり始めます。自分と同じ匂いがしたのかな?
じれったいほど紆余曲折しながらついに彼と感動のご対面🎵
ざっとこんなストーリーです。

アメリの周りの人たちがとにかくみんなちょっとずつ変です!
アメリが住むアパートの人達も、アメリが働くカフェの人達も、アメリの両親も…。
でも人間ってそもそもみんなちょっとずつ変なんだろうな。私も変なところいっぱい
あるもんな~。自分だけはまともだなんて思わない方がいいよね。
それにしても、フランス映画って男と女が出会うとすぐにベッドイン!
日本ではありえないよな~って思うけれど、フランス映画だからまあいいか。
モンマルトルの町も楽しめて、ちょっぴり勇気(?)も沸いて、音楽もおしゃれで
なかなか楽しい作品でした(^^♪

☆映画『愛と哀しみの果て 』を観て

やっと春らしい陽気になりました。
今年はいつになくお花見がしたい気分で、桜の開花を待ち望んでいます。
今度の日曜日だったらお休みなのだけれど、まだ早いだろうな~。

☆『愛と哀しみの果て』 原題:Out of Africa  (1985年・米)

監督:シドニー・ポラック
主演:メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード、
   クラリス・マリア・ブランダウアー 、マイケル・キッチン他
原作:アイザック・ディネーセン 小説『アフリカの日々』(1937年刊)


午前十時の映画祭7の最後の作品です。3/14に観賞。
1986年度のアカデミー賞で作品賞をはじめ7部門受賞したそうですが、
え?と思うほどわたし好みではなく、全く気持ちが入り込めませんでした。
賞を取った作品が自分にとって面白いかどうかは全く別物ですからね~。
「愛と悲しみの果て」っていう邦題も内容とマッチしていなくてイマイチ。
原題のまま「Out of Africa 」の方がスッキリしていいのにな。

舞台は第一次世界大戦の頃の、イギリスやドイツが植民地支配をしていた
東アフリカ。デンマーク女性(メリル・ストリープ)がアフリカにやって来て、
その地を離れるまでの結婚・仕事(農園)・病気・恋などの半生を描いた
作品です。恋のお相手はもちろんロバート・レッドフォード。

ストーリーはさておき、植民地であるアフリカの地でヨーロッパの人たちが
優雅にティータイムを過ごし、豪華な食事をしているという設定にどうしても
違和感を覚えてしまいました。アフリカの人々がヨーロッパの人たちに感謝
しながら誠実に黙々と働いているという関係性も、自分たちの都合のいい
ようにしか描かれていないように思いました。そういったことが気になって、
主人公たちの夫婦間の不和や恋、仕事の失敗などの色々な出来事は、
好きにやってくれ~って感じで全く気持ちが入り込めませんでした。

もうひとつ、この作品を観てあらためてわかったのは、私はこの二人のベテラン
俳優、メリル・ストリープとロバート・レッドフォードの演技があまり好きじゃ
ないのだなってこと(人柄ではなく、あくまで演技です)。そういえば、昨年観た
旧作「恋におちて」のメリル・ストリープも「追憶」のロバート・レッドフォード
も全くぴんとこなかった。味わいが感じられなくって…。好みの問題でしょうね。

でも面白いことに、感動した映画より、つまらなかった作品の方が意外にいつ
までも記憶に残っているように思います。事あるごとに「あの映画はつまらな
かった!」って言うのがきっと楽しいのかもしれないですね~。

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(マメじゃないので時々更新です)

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✿どんぐりの絵、ペイントで書いたので
  ちょっといびつですが…

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