やっと春が来た!~桜と若葉の季節

やっとやっと春が来た!
ここ一週間でわ~っと桜が満開になり、風と共に花びらがひらひら舞い、
若葉もどんどん出てきて、風を切りながら自転車を走らせていると、
心が和らいでほんわかした気持ちになります。

ひとり暮らしの高齢の父が、会うたびに老いが進んでとても心配です。
今月は仕事の合間に2度帰省することにしました。先日の帰省で気持ちが
少し疲れたのか、満開の桜がいつになくじんわりと沁みてきました。
帰り道、車窓からあちこちに見える桜の風景をずっと眺めていました。

冬の間は気付かなかったのに、満開になると桜色がここにもあそこにも…。
あ~こんなにたくさんの桜の木があったんだ。川沿いや工場の敷地やお寺
や向こうの山の緑の中にも淡い桜色がぽんぽんと見えます。
こんなに心がぽっと温かくなる “ソメイヨシノ” って不思議な花ですね。


※余談ですが、福山駅から大阪行きの新幹線の自由席に乗ったら、なんと
 乗客のほとんどが欧米系の外国の人でびっくり(*_*)。みんな大きなキャリー
 ケースを持っていて満席。アナウンスによると、広島駅で大勢の利用客が
 があり出発が遅れたとのこと。おかげで日本人の乗客はほとんど立ったまま。
 新神戸でたくさん降りたのでやっと座れました。いいんだけど、ご年配の方
 が座れずに立っているのを見るとなんだかな~。
 気になって調べてみたら、神戸港には春になると外国客船がたくさん入港し、
 歓迎行事もあるそうです。たぶん旅行を終えて出港する船に乗り込む人達
 だったのでしょうね。
 
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☆映画の世界に浸る楽しさ・・・『アメリ』

やっと春らしくなってきたのに、この辺りの桜はまだら咲きでぱっとしない。
咲ききらないうちに天気は下り気味で、ちょっぴり残念な春です。

☆『アメリ』 (2001年 仏) 4/2観賞
   監督:ジャン=ピエール・ジュネ   音楽:ヤン・ティルセン
   主演: オドレイ・トトゥ 、 マチュー・カソヴィッツ 他


4月から“午前十時の映画祭8”がスタートしました。映画好きの人ばかりなので、
むしゃむしゃガサガサとうるさい音もなくて落ち着いて観られます。なんといっても
過去の名作が大画面で見られるのが嬉しくて、ついつい足しげく通ってしまいます。

『アメリ』、人によって好き嫌いがあるだろうなと思わせる個性的な作品でした。
冒頭のシーンからすっかり映画の世界にはまり込んでしまいました。
特別、感動するとか心温まるとか大笑いするような作品ではないのですが、時々
クスッと笑いながらパリのモンマルトルにアメリと一緒に入り込んだ感じです。

風変わりな親のもとで他の子どもと接することなく育ってきたアメリは、空想の
世界がお友達。22歳になり家を出てパリのモンマルトルで一人暮らしを始めましたが、
人との距離感がよくわからない。そんなある日、ひょんなことをきっかけに人が喜ぶ
姿を見ることができたアメリは、初めて世界と調和が取れた気がします。
それからは誰かを喜ばせようと手の込んだしかけをする毎日。今度は、たまたま
見かけたちょっと変わった男性が気になり始めます。自分と同じ匂いがしたのかな?
じれったいほど紆余曲折しながらついに彼と感動のご対面🎵
ざっとこんなストーリーです。

アメリの周りの人たちがとにかくみんなちょっとずつ変です!
アメリが住むアパートの人達も、アメリが働くカフェの人達も、アメリの両親も…。
でも人間ってそもそもみんなちょっとずつ変なんだろうな。私も変なところいっぱい
あるもんな~。自分だけはまともだなんて思わない方がいいよね。
それにしても、フランス映画って男と女が出会うとすぐにベッドイン!
日本ではありえないよな~って思うけれど、フランス映画だからまあいいか。
モンマルトルの町も楽しめて、ちょっぴり勇気(?)も沸いて、音楽もおしゃれで
なかなか楽しい作品でした(^^♪

春をもとめて・・・

今年はさほど寒い冬ではなかったけれど、もうすぐ4月だというのに
なかなか春が来ないですね~。明日は暖かくなるといいな。ここ数年、
四季のメリハリがなくなって冬と夏だけになってしまった感じです。

土曜日の昼下がり、春をもとめてちょっとお出かけしました。京急の
金沢文庫駅から歩いて10分ちょっとのところにある“称名寺”です。
鎌倉時代に北条実時が開いたとされているお寺で、阿字ヶ池を中心と
した浄土式庭園になっています。残念ながら、桜のつぼみはこの寒さ
でまだまだ固く、そんなことだろうと思って、桜の代わりに(?)
持参した桜餅を食べました。

大きな阿字ヶ池には赤い橋が架かり、そこから甲羅干しをしている亀さん、
なぜかじっとしているカモ、色とりどりのふくよかな鯉など眺めながら
まったりしてきました。大きなカメラを構えた人が沢山いると思ったら、
カワセミがぴゅーんと飛んでいきました。それがお目当てだったのですね。

市民の森にもなっているのでお弁当持参でもよさそう。芝生のベンチに
座って池やお寺をのんびりぼーっと眺めました。探せば、居心地のいい
場所ってあちこちにあるものですね。家の近くにもこんな場所があれば
ちょこちょこ通うのにな~。なんにもないな~。

写真の一枚でもあればよいのですが、引っ越しの時にデジカメの充電器が
行方不明になったまま…。そのうち出てくるだろうと、探そうともして
いません。相変わらずズボラなわたしです。

☆映画『愛と哀しみの果て 』を観て

やっと春らしい陽気になりました。
今年はいつになくお花見がしたい気分で、桜の開花を待ち望んでいます。
今度の日曜日だったらお休みなのだけれど、まだ早いだろうな~。

☆『愛と哀しみの果て』 原題:Out of Africa  (1985年・米)

監督:シドニー・ポラック
主演:メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード、
   クラリス・マリア・ブランダウアー 、マイケル・キッチン他
原作:アイザック・ディネーセン 小説『アフリカの日々』(1937年刊)


午前十時の映画祭7の最後の作品です。3/14に観賞。
1986年度のアカデミー賞で作品賞をはじめ7部門受賞したそうですが、
え?と思うほどわたし好みではなく、全く気持ちが入り込めませんでした。
賞を取った作品が自分にとって面白いかどうかは全く別物ですからね~。
「愛と悲しみの果て」っていう邦題も内容とマッチしていなくてイマイチ。
原題のまま「Out of Africa 」の方がスッキリしていいのにな。

舞台は第一次世界大戦の頃の、イギリスやドイツが植民地支配をしていた
東アフリカ。デンマーク女性(メリル・ストリープ)がアフリカにやって来て、
その地を離れるまでの結婚・仕事(農園)・病気・恋などの半生を描いた
作品です。恋のお相手はもちろんロバート・レッドフォード。

ストーリーはさておき、植民地であるアフリカの地でヨーロッパの人たちが
優雅にティータイムを過ごし、豪華な食事をしているという設定にどうしても
違和感を覚えてしまいました。アフリカの人々がヨーロッパの人たちに感謝
しながら誠実に黙々と働いているという関係性も、自分たちの都合のいい
ようにしか描かれていないように思いました。そういったことが気になって、
主人公たちの夫婦間の不和や恋、仕事の失敗などの色々な出来事は、
好きにやってくれ~って感じで全く気持ちが入り込めませんでした。

もうひとつ、この作品を観てあらためてわかったのは、私はこの二人のベテラン
俳優、メリル・ストリープとロバート・レッドフォードの演技があまり好きじゃ
ないのだなってこと(人柄ではなく、あくまで演技です)。そういえば、昨年観た
旧作「恋におちて」のメリル・ストリープも「追憶」のロバート・レッドフォード
も全くぴんとこなかった。味わいが感じられなくって…。好みの問題でしょうね。

でも面白いことに、感動した映画より、つまらなかった作品の方が意外にいつ
までも記憶に残っているように思います。事あるごとに「あの映画はつまらな
かった!」って言うのがきっと楽しいのかもしれないですね~。

☆古き良きアメリカ映画『アラバマ物語』&『奇跡の人』

2作品とも“午前十時の映画祭7”で観賞しました。
来年度も“午前十時の映画祭8”が引き続き開催されることになりました。
映画好きの人達が何度も観たいというだけあってどれもこれも名作ぞろい。
初めて見る作品もたくさんあり、今からとっても楽しみです(^^♪

☆『アラバマ物語』  原題:To Kill a Mockingbird  (1962年・米) 1/29観賞

    監督:ロバート・マリガン    原作:ハーパー・リー
    主演:グレゴリー・ペック、メアリー・バダム、フィリップ・アルフォード他


舞台は1930年代のアメリカ南部・アラバマ州。
まだまだ人種的偏見が色濃く残る小さな町での出来事を、主人公の女の子
スカウト(原作者がモデル)が大人になってから回想します。

好奇心いっぱいの子ども達(スカウト、兄、友達)は毎日遊び回っています。
弁護士の父親は、白人女性への暴行容疑で逮捕された黒人青年の弁護を
担当することになり、嫌がらせを受けながらも、青年の無実を証明するために
必死で弁護します。しかし全員白人の陪審員という状況で、先入観と偏見により
有罪の判決がでます。絶望した青年は逃走しようとして射殺されてしまいます。
子ども達もその法廷に入り込み、大人たちに混じって審判の一部始終を
見聞きするあたりが実にアメリカらしい。子ども達の目にこの現実がどう
映ったことでしょう。

お話はもう一つ。近所に住む通称 “ブー”。誰も姿を見たことがないため、あらぬ噂
が飛び交っていますが、子ども達は怖いもの見たさの好奇心で近くまで行ってみては、
逃げ帰り…。偏見を持たない父親のもとで育った子ども達はだんだんと “ブー”が
いい人ではないかと感じ始めます。そんな時に起きた事件で姿を現した “ブー”。
たぶん知的な障害があるものの、やはり心優しき大男でした。スカウトと “ブー”が
寄り添うシーンにほろりとしました。温かいエンディングでした。


☆『奇跡の人』 (1962年・米) 2/19観賞

  監督:アーサー・ペン
  主演:アン・バンクロフト、パティ・デューク他


野生児のようだった三重苦のヘレン・ケラーが、サリバン先生の熱心な教えに
よって、どんなものにも名まえがあり、言葉というものがあることを知り、生きる
喜びに出会います。この作品は小さい時に母親に連れられて観た記憶があります。
今回 Ο十年ぶりに観て、アン・バンクロフト(サリバン)とパティ・デューク(ヘレン)
の凄まじい演技にただただ圧倒されました。そして井戸から出る水に触れて初めて
出た言葉とともに喜びに満ち溢れたヘレンの表情が素晴らしかった。感覚だけが
すべてのヘレンに一筋の光が見えた瞬間でした。

両方とも1962年の作品。人種や障がいの壁を取り払って人権を勝ち取りつつ
あった時代でしょうか。アメリカの良心の感じられる素敵な作品でした。
かの大統領にぜひ見て欲しい映画ですね~。
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